引越し費用を半額近くまで安くするのは簡単
引越しをするなら考えなければならないのが費用です。
一人暮らしの単身であっても、家族でのファミリーやカップルでも大型の荷物から、衣類や小物も含め様々な荷物がでてきます。
そのため、賃貸の初期費用で費用を払ったにも関わらず、更に大きな引越し費用を支払わなければなりません。
ただ引越しの中でも最も費用を安くしやすいのがこの業者の手配の部分です。
賃貸の初期費用に関しては家賃は相場から下がらないと言われるだけでなく、入居審査の問題もあるので値下げ交渉をすることは難しいです。
しかし、引越し費用に関しては部屋を決めるのとは違い、様々な業者があるので価格を安くすることができるのですね。
単身での引越しでも9万円近くの金額を支払っている人もいれば、同じ荷物の量や距離でも5万円で足りている人もいます。
宅配便とは違いひとつづつの荷物ではなく、一括での配送手配となるので相場はあってないようなものなのですね。
この記事で引越し費用を半額やそれ以上に安くする方法が分かるようになっています。
元賃貸の不動産会社で働いていた私も実際に引越しの時には使う方法を紹介しています。
引越し費用を半額まで安くする方法
引越し費用と関係をしてくるのは下記の4つの部分です。
ただ、ここの部分を全て上手くいけば大分安くはなるものの、半額まで費用を下げたいのであれば、全てのテクニックを駆使する必要はありません。
- 交渉の部分
- 引越しの時期(繁忙期・閑散期)
- 引越し予約・見積もり
- 荷物の量
交渉などの手間はかけなくても、実際は簡単に安くする方法が実はあったりします。
また、いらない荷物をオークションなどで売るなどの方法はあるものの、手間がかかってしまうのであまり現実的ではないです。
ではどのようにして高い引越し費用を半額まで手間なく安くするのか詳しく解説をしていきます。
安くするなら複数社に見積もりが定番
引越し費用は相場があると思っている人は多いですが、実はほとんどありません。
交渉で金額が決まるので、同じ量の荷物でも半額で引越しをしている人がいるのです。
そのため、費用を安くするためには交渉はかかせないのですが、一番安くしてもらえる交渉方法が「他の業者にも見積りを依頼している」ことを伝えることです。
一社だけだと言い値で決まってしまうので引越し業者も高い金額の見積りを出してきます。
そこからせいぜい交渉しても数千円程度しか安くなりません。
そのため、複数業者に見積りをお願いして、業者同士に価格競争を行ってもらえば言いだけなのですね。
この方法は昔から行われていましたが、複数の会社の電話番号を調べては見積もりの依頼をしてと手間がかかり面倒でもありました。
しかし、最近ではネットの復旧によって手軽にできる方法も登場してきています。
複数社への引越し見積もりや予約を一括でスマホやパソコンで行う
通常であれば複数業者に見積り依頼をするとなると引越し業者である(佐川・ヤマト・日通・ペリカン便)など自分の地域に対応している引越し業者の電話番号を調べて電話をかけなければなりません。
また、荷物の量なども伝えなければいけないので手間も時間も非常にかかります。
WEBサービスを利用すれば電話をかけずにPCから簡単に複数業者に見積り依頼をすることができます。
佐川や日通などの大手引越し業者から小さい業者まで多くの会社がこのサービスに登録をしています。
そのため、下記のようなメリットがあります。
- ネットから簡単に見積もり依頼ができる
- 複数社へ一括見積ができる
- 上記のことを業者もしってるので交渉がなく安くできる
3分ほどで出来る入力フォームに住所や量などを記入するだけでエリアに対応している複数業者に見積り依頼が送られます。
少しまつと携帯電話やスマホに数社から金額の提示が送られてくるので、安い引越し業者にお願いをすれば良いだけです。
ポイントとしては一括で複数社へ送ることができるので手間がかからないのと、それを業者も知っていることです。
そのため、面倒な交渉をしなくても各業者が最初から値引きをした金額を提示して、1社に依頼するよりも費用が半額になることも多いです。
引越し時期を決められるなら繁忙期を下げるだけでも半額
もしも契約する部屋がまだ決まっておらず、引越しを検討している段階の人であれば、繁忙期を下げるだけで半額近くまで安くなります。
何の手間もなく時期を変えるだけなので最も手間がかからない方法でもあります。
但し、デメリットとしては現実的には時期を変えるのが難しいことが多い点です。
- 今住んでいる賃貸物件の更新時期
- 単身赴任
- 新生活(入学・上京・就職)
これらの理由で引越しをする人が大半です。
しかし、カップルでの同棲や生活環境を変えたいなどの人であれば、繁忙期である1月から3月を外した時期にすることで、費用を半額近くまで安くでき契約する部屋も敷金や礼金が下がることが多いです。
引越し費用は終わった後のことも考える
引越し費用に関しては終わった後のことも考えて決めるのが重要です。
- 退去費用の支払い
- 家具や家電の買い替え
- 新居周辺の散策や飲食
- 必要になる備品
引越しが終わった後は誰もが退去費用の支払いの問題がでてきます。
賃貸の解約時の退去費用は敷金だけでは足りず更に支払いが必要になることも多いです。
また、新居に住んだ後は近くの飲食店に入ってみたりもしたいですし、必要になってくる備品がでてくることもあります。
そのため、引越し費用は無理をするのではなく、きちんと一括見積などをして少しでも安くして、手元のお金を残しておくのがおすすめです。
解約時の費用の交渉は難しい
退去費用は本来であれば上手く交渉をすれば敷金内で収まったり、返金をされたりすることも多いです。
しかし、知識がないために駄目元で請求をしてみたりとするので、価格が高くなったりすることがあります。
たとえば多くの人が知らないのが「窓ガラスが割れても大家が支払う必要がある」ケースが多いことです。
窓ガラスは割った記憶がないのにヒビが入っていることがありますが、これは気温によるものが関係をしているので、入居者の責任ではありません。
しかし、大家や管理会社は知らない人が大半なので駄目元で請求をしてきたりするのですね。
ただ、この退去費用の部分を安くしようとしたりすると、様々な知識が必要となったり交渉も必要となってきます。
そのため、あまり現実的ではない部分が多いです。
引越し時は業者への予約の部分が最もお手軽に安くできる部分なので、最低でも安くする為に複数社に見積もり程度は行うのがおすすめです。
単身引越しでも時期や荷物の量などによって8万円が4万円に下がったりと1社に依頼をするよりも安くなったりもします。